トリックテイキング

昨日は、車も代車になっちゃってることだし、滑りにも行けねぇなぁと言う判断をしていたので、高松のゲーム会に参加してきた。ホントは、お誘いが来たので、行けなくもなかったんだけど、先にゲーム会の約束もしていたので、そっちを優先させました。
んで、毎度の如くゲームを色々とやってきました。今回は写真を撮り忘れてます。

1つ目が「ポイズン」と言うゲーム。

http://www.amazon.de/Amigo-Spiel-Freizeit-08990-Spiele/dp/B001EIAMYG/ref=sr_1_fkmr1_1?s=toys&ie=UTF8&qid=1361172325&sr=1-1-fkmr1


で、3種類のスート(色)の薬(カード)があって、それぞれに1~7までの数字が用意されている(但し、3と6は欠番)。
さらに毒カード(数値としては4)が用意されている。
これらのカードを参加者全員に配り、配ったカードをプレイしていく。
プレイは釜と呼ばれる場が3箇所有るので、そこに同じスート(色)のカードをプレイしていき、釜の中の合計数が13を超えないようにする。
13を超えたら、越えた時に出したカードはそのまま釜に残し、すでに釜に入っていたカードを引き取る。
但し、毒のカードはスート(色)に関係なく何処の釜にも出すことが出来る(ワイルドカード的扱い)。
全員が手持ちカードをプレイし終わったら終了。
最終的にカードの枚数が(マイナスの)得点となり、得点が少ない人が勝ち。
但し、誰よりも多くスート(色)のカードを集めたら、そのカードはカウントしなくて良い仕組み。(最大の人が同数の場合は全員OUT)
また、毒カードは無条件で1枚マイナス2点となる。


という事で、ゲーム戦略としては、以下のようになると思われる。
1.まず毒カードは取らない。
2.普通のカードもできるだけ取らない。
3.カードをどうせ取るのなら誰よりも多くその色を集める。(毒食わば皿まで)
4.できるだけ釜の数値は13に近い状態で他のプレイヤーに渡す。
5.可能な限り13の値を超えさせるのを自分の上家にやらせる。


という事で、やってみたんだけど、まぁ、ゲーム感としては軽い感じ。ルールもわかりやすいので、全然苦にはならない。さくさくと終わる感じだけど、できるだけ早めに方針を決める。と言うことが大事ですね。取りたくないカードを取らされた後、集めてやれ!と走ったら最大値にはなったけど、他の人と同数でOUTと言う悲しい目にあったので、優柔不断な自分では微妙に取らされるカードが多く、うむぅ・・・と言う感じでした。

2つめが「マンハッタン・プロジェクト」と言うゲーム

http://www.kickstarter.com/projects/miniongames/the-manhattan-project-board-game


KICKSTARTERにて作られたThe Manhattan Projectというゲーム。マンハッタン計画の名の通り原爆を作ってしまえ!と言うゲームです。うむぅ。昨今の情勢から言うと不謹慎と言うか、微妙なところですが、まぁ、ソレはおいておいて。


で、ルールについてですがこれは長くなるので、適当に。ウランかプルトニウムを生成して、そこから原爆作れば勝ちです。
ゲームとしてはワーカープレースメント系のゲームで、ワーカーを配置して建物を買ったり、イエローケーキを生成したりします。詳しい説明はここに見つけたので、そっちを参照して下さい。(他力本願)
http://hidarigray.blog35.fc2.com/blog-entry-257.html


感想としては、面白い。ルールが簡単なだけに、初心者向けだと思う。なので、自分にあってたんじゃないかな?と。
とは言え、全く勝てなかったんですけどね。初期ラウンドで無理して突っ張るところと、しゃがむタイミングを見間違えたことと、突っ張って頑張った施設をスパイにガンガンに使われてしまい、自分自身でうまく施設を回せなかったことなどが敗着原因かな?と。あと、金欠。
ゲームバランス的には、勝利点がわかりづらいっていうか、一撃死は無いにしてもマダマダ安牌と思ってたら、一瞬で瞬殺されると言う状況だったので、その辺についてはもう少し見なおしてもいいのかも?って思ったけど、一方ではこれくらいじゃないとダレるっていう意見もあって、まぁ、それもそうかなぁ。と言う感じでした。

3つめが「ドミニオン」と言うゲーム。もっと言うならドミニオン基本とドミニオン暗黒時代の混合?

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3-%E6%9A%97%E9%BB%92%E6%99%82%E4%BB%A3-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88/dp/B00A47OVN6/ref=sr_1_3?s=toys&ie=UTF8&qid=1361179855&sr=1-3
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9B%E3%83%93%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3-%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88/dp/B001TK30R0/ref=sr_1_1?s=toys&ie=UTF8&qid=1361179855&sr=1-1


もう、言わずと知れた?なのかな。有名なデッキビルディングゲームです。
以前も違う組み合わせでやって、前回の教訓としてはデッキは適切に圧縮すること。買えるうちに早めに勝利点を買うこと。低い勝利点のカードに拘泥しないこと。デッキ枚数アップ系のカードは非常に強いこと。だったと思います。


という事で、そう言う事を思い出しながら今回はデッキ圧縮を目的として「改築」デッキ枚数アップを目的として「書庫」などを早々に購入。勝利点1の屋敷をさっさと廃棄しながら属州を買い漁る。と言うスタイルでやってみたんですが、結果、最終的には18点(属州3枚)と言う中途半端な感じで終わり。順位としては同率最下位と言う、なんともはや・・・な状況でした。


しかしまぁ、これ、手軽にできて、いろんな組み合わせも出来て、これで1箱4,000円切っちゃうっていうのは、すごいよね。なんて思った。誰か徳島でやる人がいれば、買ってもいいレベル。だれかいねぇかなぁ。一緒にやってくれる人。

4つめは「シェリフ」というゲーム。

今日のタイトル、トリックテイキングなゲームです。トリックテイキングゲームとは「トリック」を「テイキング」をするゲームです。Windowsユーザに一番わかりやすく説明するなら「ハーツ」。あれが、トリックテイキングゲームです。


親が1枚のカードを出して(トリック)、ソレに対して子が1枚ずつ出していって(トリック)、1順したら場のカードで一番強いカードを出した人が*1そのカードを取る(トリック・テイキング)するゲームです。
で、親が場に出したカードのスート(マーク)と同じ物を強制的にフォローしなければならないのがマストフォロー。しなくてもいいのがメイフォロー。
切り札(トランプ)有りだと、他のスート(マーク)に対して必ず勝つカードになります。トランプ同士だと、そのカードの数で勝負。と言う形。


で、今回やった「シェリフ」はトリックテイキングでマストフォローのトランプ有り(なしも設定可能)。プレイヤー3人限定ゲームです。
トランプ*2のカードの10~A×4枚とJoker1枚の合計21枚で実施します。
まずは21枚を3人で7枚ずつ配り、Jokerを持っている人がロールプレイする役職として「市長」「保安官」「強盗」の3種類の中からどれを選択するかを宣言し、そこから、時計回りに役職を決定していきます。
わかりやすいところから説明すると、「強盗」をプレイする人は10のカードを集め、「保安官」をプレイする人はKのカードを集めます。そして、「市長」をプレイする人はJとQのカードを集めます。
それぞれのカードには以下の意味が有りますが、この意味とロールプレイする役職には直接的な関係はありません*3。ただ単に、自分がターゲットとするカードを決めるためだけにある、便宜的な意味です。
A:保安官
K:強盗
Q:市民
J:市民
10:お金
Joker:市長
つまり、強盗を(ロールプレイ)する人だったら10(お金)のカードを集めた枚数が得点です。保安官を(ロールプレイ)する人だったらだったらK(強盗)のカードを集めた枚数が得点です。市長を(ロールプレイ)する人だったらJとQ(市民)のカードを集めた枚数が得点です。
となれば、市長だけ8枚集めることが出来て得じゃん?って思うんですが、市長はペナルティがあります。もし、強盗が10(お金)のカードを集めたら、マイナス1。保安官がK(強盗)のカードを集め損なったらマイナス1。
つまり、市長は強盗に10(お金)を盗まれないようにしながら、保安官がK(強盗)を捕まえるのをアシストしないと、マイナスがどんどんたまります。但し0以下になった場合は、マイナス得点にはなりません*4
で、トリックする順については、役職で「市長」を(ロールプレイ)する人から順にトリックしていきます。また、「市長」は最初のトリックの前にトランプ(切り札の意)を何にするかを決められます。トランプ無しもOKです。
あとは、トリックしたカードのうち、一番大きな数字を出した人、もしくはトランプ(切り札)を出した人がトリックテイキングするだけです。次の順はトリックテイキングした人からトリックしていきます。
最後にJokerの意味だけ。Jokerはマストフォローを逃れられるワイルドカード的な扱いですが、必敗のカードになっていて、必ず負けます。
すべてのトリックが終わったら、それぞれのターゲットとなるカードの点数を数え、その点数の合計が誰かが8点になるまで、ゲームを繰り返します。


ルールにすると、大した量ではないですが、なかなかに悩ましいゲームです。10が最弱なので強盗なら楽勝だろ?と思っても、なかなかに思い通りに行きませんし、市長だったりすると保安官がKを取れないだけでマイナスとか無理ゲー。とか思っちゃいます。


ただまぁ、使うカードの枚数が21枚であること、覚えればルールは比較的単純であることなどから、トリックテイキングゲームの入門編としては、非常にいいのではないかなぁ?と思いました。カウンティングの練習・意識付けになるみたいだし。まぁ、私は途中でカウンティングするのがめんどくさくなってしまいましたが・・・。


5つめが「ダビデとゴリアテ」と言うゲーム。

これもトリックテイキングのゲーム。やったのは、マストフォローのトランプなし。3人でやる場合は1~9の5スート(色)で45枚*5でプレイ。ただし、トリックテイキングをするルールがチョット特殊。
場の最弱を出した人が、場の最強カードを1枚強制的に取得し、残りのカードをを最強カードを出した人がとる。と言うルール。
で、得点が多い人が勝ちのゲームなのだが、得点のカウント方法も同一スートを2枚までならカードの数字の合計が得点。3枚以上だと枚数が点数というルール。
これ、人数3人でやったからまだあれだけど、4人以上でやると、確実に買った人が3枚以上を取得すると言う形になるから、難しいな。
なぜかこのゲームは圧勝出来たんだけど、これは恐らく運の要素が多大に影響を与えた感がありますな。
もう少し書きたいところだけど、疲れたのでこのへんで・・・。

*1:とは限らないんだけど

*2:ここでは切り札ではなく、日本の一般的な意味でのトランプ

*3:ここだけ、意味がわかりづらかった。なんでロールプレイする人とカードが直接的に関係ないの?と言う意味で。

*4:厳しいルールだとマイナスを付けるみたいですが

*5:人数に応じて一人頭15枚になるようにカードは調整するらしい